世界のオーガニック・コットン市場:2008年には32億ドル規模に

2008年の、オーガニック・コットンを使用した衣料や家庭向け繊維製品の世界小売販売額は約32億ドル (約3,155億円) に達した。この結果は、米国を拠点とする非営利団体Organic Exchangeが発行する 「オーガニックコットン市場レポート2007-2008(The Organic Cotton Market Report 2007-2008)」によるもの。


この報告書によると、オーガニック・コットン市場は前年 (2007年) の19億ドル (約1,873億円) 規模から63%拡大している。オーガニック・コットンを最も多く扱うブランドおよび小売業者のトップ10はウォルマート (米国) 、C&A (ベルギー) 、ナイキ (米国) 、H&M (スウェーデン) 、ザラ (スペイン) 、アンヴィル (米国) 、コープスイス (スイス) 、ポッタリー・バーン (米国) 、Greensource (米国) 、ヘス・ナチュール (ドイツ) 。PRWebの報告では、小売業の世界的見通しにかかわらず、オーガニック・コットン製品を販売するブランドや小売業者の大半は、それぞれのサステナビリティに向けた販売計画をもつ。2009年には全製品のうち24%、2010年には33%でオーガニック・コットンを扱う計画で、市場は上向きだ。ちなみにオーガニック・コットン市場規模は2009年には40億ドル (約3,944億円)、2010年には53億ドル (約5,225億円) に拡大する見込み。
「オーガニックエクスチェンジ社のオーガニックコットン農家と繊維レポート2008(Organic Exchange’s Organic Cotton Farm and Fiber Report 2008)」によると、全世界におけるオーガニック・コットンの生産者数は2007から2008年にかけて152%に増加した。2006年から2007年にかけての生産量は57,932メートルトンだったのに対して、2007年から2008年には、22カ国で145,872メートルトンに増加し、生産面積は161,000ヘクタールにのぼる。2008年には、認証済みオーガニック・コットン繊維の供給量は前年よりも95%増加している。2006年の前年比45%増、2007年の同53%増と比較しても、非常に高い増加率だ。「市場パートナーをもたずに投機的に栽培し、その面積を拡大した生産者によって、2009年には供給過剰になるでしょう。」とOrganic Exchange のシニア・ディレクターLa Rhea Pepper は生産者へのリスクを懸念し、こう続ける。「企業はビジネス・パートナーとともに、オーガニック・コットンをより一層扱っていく機会を求めていることでしょう。未だかつてないほど、オーガニック・コットン繊維や糸、生地が数年前よりも多く市場に出回っているのですから。」
参照:http://www.prweb.com
Organic-Market.infoより

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