デンマーク:就学児童家庭でオーガニック購入増える

デンマークでは、これまで、7歳から14歳の子どものいる家庭は、オーガニック製品購入量が最も少ない客層であった。しかし、GfK(ドイツの市場調査会社)の新しいデータによると、これらの家庭の全消費に占めるオーガニック支出の割合は、2009年の4.6%から2010年は7.5%に増えたことが明らかになった。


この進展は、就学児童を持つ家庭におけるオーガニック製品売上が年間67%伸びたCoopによるところが大きい。
「我々はこれから5年以内に、全食品売り上げにおけるオーガニック製品の割合を50%以上伸ばすことを目標とする。中でも最優先事項は、潜在需要があると確信している8歳以上の子どもがいる家庭をオーガニック製品の顧客にすることだ。それがうまくいっているとわかって嬉しく思っている。私たちは2011年も、さらに確実に発展し続けるよう、新製品とマーケティング活動を活発に行うつもりだ。」とCoopのCSRマネージャーKathy Milmanは述べた。
FBD(デンマークの最大消費者団体)とOrganic Denmark(オーガニック普及に努める非営利団体)と密接に協力しているSuper BurgsenとKvickly、Dagli’Brugsenは、これまでに就学児童家庭に向けて様々なキャンペーンを行ってきた。これらの3つのスーパーマーケットチェーンは、グループ内でオーガニックの売り上げが増大した。最も目をみはる伸長は、Super Burgsenにおいて2010年就学児童のいる家庭の売り上げが3倍になったことだ。
2010年、家庭では全般的にオーガニック製品を購入したが、その中でも、最もオーガニック製品への支出が高かったのは、0-6歳の子どもがいる家庭で全体の12.6%を占めた。昨年度のデンマーク人の全食品支出に占める平均的なオーガニック支出は7.9%であった。
FDBのThomas Roland氏は、「これほどの短期間に子どもがいる家庭でオーガニック支出が増えたのはすばらしいことだ。我々は、より多くのファミリーに対して、子どもが成長してもオーガニックに関与してもらうよう働きかけ続ける。一方で、最終ゴールはオーガニック食品への関心を維持し続けることで、それは子どもと共に始まる。子どもたちが大人になり家庭を持つようになった時、また彼らはオーガニックへの関心を子どもたちに向けるだろう」と言う。
2011年3月27日
出典:Oranic Denmark
Organic-Market.info より
(翻訳:ボランティア 殿村 江美さん)

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