フランス:輸入オーガニック製品減少

Agence Bio(フランスのオーガニック農業の開発・促進の公共機関)は、2010年度フランスにおけるオーガニック市場の推移を示す数字を公表した。
同機関によれば、その数字は「オーガニック農業がフランスにおいてますます大きな影響をもつようになってきたのが明らかである」ことを示している。生産から消費までの「全ての面において」オーガニックは進展している。


オーガニック農場の数は2009年〜2010年の1年間で25%増(2010年末現在でオーガニック農家20,604軒)、オーガニック食品市場は2009年〜2010年の1年間で10%増、そして(会社や学校などの)食堂ではこの2年でオーガニック製品の購入量が3倍になった。
2011年初めは去年までと同じ傾向が続いており、1,120以上の農家がオーガニック農業へ転換を行っている。2010年末、フランスの全有効農地面積の3%がオーガニックとなり、農業従事者数で言えば、オーガニック農家は全体の4%、全食品市場の2%がオーガニックで、製品の部門によりシェア率は異なる。しかし、グルネル(各方面から関係者、専門家を集めた方針検討会)で、国の目標として2012年には全有効農地面積の6%をオーガニックにすると決めたが、目標を達成することはほぼ不可能のようだ。
Agence Bioによると輸入されるオーガニック製品の1/3はフランス国内で生産することができるが、そのためには主として大規模農業経営者の転換が必要だ。
30〜40億ユーロ(約3,450〜4,600億円(注4))のオーガニック市場、つまり国内の食品市場の2%に値するが、そのうち1/3が輸入品である。
しかし、「傾向は逆に向かっており、輸入製品は減少している。」とAgence Bio所長のエリザベス・メルシエは明言する。例えば、牛肉と子羊肉に関しては一切輸入しておらず、卵とオーガニックワインも輸入はわずか1%にすぎない。
出典:Agence Bio
Bio-Marche.infoより
(翻訳:ボランティア 岩橋 亮子さん)

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