ポーランド:在来種(動植物)に関する祭典、ブロドニツァで開催

2011年9月25日、ポーランドのブロドニツァで行われた在来種(動植物)の祭典(Old Varieties and Breeds Festival)において、オーガニック食品と動植物の古代品種の披露に関連した農業的な多様性の普及活動は最も重要な出し物であった。
この種のイベントは、ポーランドでは初めての開催であったが、昔ながらの動物の種と在来種がもたらすオーガニック食品の価値を消費者に伝達し学習するため、またそれだけでなく地元の農業多用性の豊かさを知ってもらうために開催された。


この祭典では、在来種の動物、例えばPolish red cows(ポーランド赤牛)、Green legs chicken(緑脚の鶏)Hucul horses(カルパチアポニー)などが披露された。
このイベントの主催者である“在来種(動植物)を守る会”の代表であるTomasz Czubachowski,氏によると、「(品種改良されたり、他の土地が原産ではない)在来の動物や品種は強く、風土によく適応します。また、オーガニック農業や農業観光には特に役に立ちます。多くの農家は、例えばスペルト小麦やここにいる緑脚チキンの卵のように需要があるとわかれば、こうした在来種という資源に関心を示すでしょう。私たちは、消費者が今までとは違った在来種から作られたオーガニック食品も選ぶようになることを期待します。それが私たちがこの祭典を開催した理由です。」と述べた。
この祭典を初めて催すにあたり、初回のテーマはまずスペルト小麦(オーガニック農家たちの間ではとても人気のある在来種の小麦である)となった。オーガニックのスペルト小麦で作った食べ物(例えば、パン、ケーキ、フレークなど)は試食することが出来るだけでなく、興味を持った消費者は、この小麦の歴史や栄養について詳しい農家や加工業者、専門家たちと話す機会も提供された。
また会場では、オーガニック食品の知覚価値についての科学的分析に関するヨーロッパ国際プロジェクトEcropolisの情報も得ることができた。
ブロドニツァは、Kujawsko-Pomorskie州にあり、グダニスクとワルシャワから共に170kmに位置する小さな都市である。
生態系に配慮した食品やオーガニック食品の支援は、市の販促戦略の重要な役割を占める。ここは、2012年7月の国際オーガニックマーケット(ファーマーズマーケット)が開催される地でもある。
出典:Biokurier
Organic-Market.infoより
(翻訳:ボランティア 殿村 江美さん)

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