ホールフーズ、GMに透明性を、と発表

ホールフーズマーケットのCEOの一人であるWalter Robb氏がこう発表したのは、2013年3月8日金曜日、カリフォルニア州アナハイムで行われた第30回「ナチュラル・プロダクツ・エクスポ・ウェスト」の開会前だった。 アメリカとカナダのホールフーズ店舗で販売される商品で、遺伝子組み換え原料を含むものは全て、2018年までにその旨を表示しなくてはならない、と述べたのだ。

「5年以内にGMに完全な透明性を打ち出せるよう全力で取り組みます。」とウォルター・ロブ氏はnewhope360.comに語った。「当然の事ながら、サプライヤーと協力することで、遺伝子組換え生物(GM)を含んでいたり、含んでいるであろう商品は全て、その旨が表示されることになります。顧客の知る権利にとっては大きな一歩です。」


ホールフーズマーケットは、GMを使っていない商品に対する需要の高まりをとらえている、とAssociated Pressは伝える。非遺伝子組み換え認証マークが表示された商品の売上は15%から30%と急上昇している、とホールフーズの社長、A.C.ガロ氏は述べた。非生鮮食品のなかで、最も急速に成長している分野2つはオーガニックと非GM商品だと言う。GM不使用の商品は、それら原料の供給が少ないことから、より高価となってしまう、とガロ氏は述べた。しかし、この発表をする事で、非GM作物の市場を拡大することができたらと願っている、と発言した。ホールフーズによると、同社は、長年、サプライヤーらとGMを原料として使っていない商品を仕入れるよう努めてきた。現在、非遺伝子組換え検査過程を通過した商品3,000点以上を販売しており、これは北アメリカのどの小売業者よりも多い、と言う。

 

昨年、カリフォルニア州で行われた住民投票は、このような表示を要求する取組みを却下した。 ガロ氏はホールフーズによる動きは、GM穀物が家畜の飼料として使われた場合の肉や乳製品にも表示が必要となるので、カリフォルニア州で押進められた取組みよりもより徹底したものとなるだろう、と述べた。家畜にGM穀物を餌として与えることが広く普及してきたことを考慮すると、この動きは「巨大事業」となるだろう、とガロ氏は言った。

消費者及び環境擁護団体、Food and Water Watchのパッティー・ロベラ氏は、ホールフーズの発表を「賢明な動き」だと言った。同団体とその他の団体らは、全ての遺伝子組換え食品に対して表示を義務化するよう連邦法に要請してきた。「全てのアメリカ国民に他の62ヶ国の消費者同様の権利が与えられるよう、他のビジネスリーダーらが我々と協力することを強く求める。」とStonyfield Farm の会長であり、Organic Voicesの理事長 、Gary Hirshberg氏は述べた。「家族に対して最善の選択をするために、アメリカ国民の90%以上が、口にする食品にGMが含まれているかを知る権利を要望している。」 ホールフーズが市場に絶大な影響力を持っていることから、GM表示の擁護者らは、同社のより厳しい製品基準に対する措置により、他企業が同様の行動をとるようになること望んでいる。

出典:Newhope online, Associated Press

Organic-Market. Infoより

(翻訳: ボランティア 越川 加奈子さん)

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