EUで種市場に関わる法律が刷新される

出典:Corporate Europe Observatory

 

Corporate Europe Observatoryによると、ヨーロッパの関係機関が“よりよい法令のための枠組み(Better Regulation Framework)”を用いて、種市場に関わる法律一切を史上初めて刷新するという。この枠組みは、EUに存在する法律を単純化するために欧州委員会が行う、方策上のアプローチである。種は人の食べ物における食物連鎖の一番初めに位置するため、種業界を一つに整理しようとするEUの試みは重要である。大手の種販売会社にとっては2008年に始まったこの試みの当初から、この政策的主導権を握ることが、彼らが既に市場の大部分を支配していた商業的な種の供給システムをさらに支配下におくための特別な好機となった。

 

今年五月に出されたEUの“植物の生殖体市場の生産、市場導入”についての提言は欧州議会、欧州理事会で協議される。欧州委員会はこの議題に関する現存する条例を一つにまとめた。農業関連産業によって多分に支配されている市場にとって、法律の制定に影響を与えるロビー活動は必然的に激しいものとなったが、特に種市場やブリュッセルに拠点をおくロビーグループ、ESA“ヨーロッパ種協会(European Seeds Association)”からの圧力は特に大きかった。“私たちの種の実情に迫る”という記事がこの件に詳しい。

記事はこちら:Corporate Europe Observatory

 

 

 

 

 2013年7月1日

 

翻訳:立石ゆりか 



 

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