スイス 1年間でオーガニック耕作面積が5,000ヘクタール増加

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スイス 1年間でオーガニック耕作面積が5,000ヘクタール増加
出典:Biosuisse

2013年、スイスでは、オーガニック農業の耕作面積が5,000ヘクタール増加し、オーガニック市場の規模は20億スイスフラン(16億ユーロ相当)を超えたと、スイスのオーガニック生産者の90%が加入し、オーガニックの認証ラベル、ブルジョン(Bourgeon)の認証機関である、ビオ・スイス(Bio Suisse)が公式発表した。(*スイスではつぼみ:Bourgeonのマークがスイス有機農業連盟BioSuisseが定めた有機栽培のマーク。)

昨年はブルジョンの認証を持つ195の生産者が新たにビオ・スイスに加盟すると予測され、現在は生産者5,884名、加工業者847名がスイスオーガニック憲章に基づいて事業を展開している。これに加え、484軒の農家がスイス政府によるオーガニックに関するオルドナンス(行政命令)に沿った生産を行っている。

オーガニック農業が行われている農地面積は、2013年に5,000ヘクタール増加し、その大部分は平野部にある。 「スイスの農業経営者全体のうち11,8%がオーガニック農業を行っていることになります」とビオ・スイス理事のダニエル・ベルチ氏は、チューリッヒ州のオーバーグラットにて行われた年次記者会見にて語った。「現在ではスイスの農地面積の8分の1(12,5%)でオーガニック栽培が行われています。加えて、特にロマンディ地方で新たな生産者探しを続けているところです。ビオ・スイスの存在感を高めてゆきたいですね。」

市場統計も好調に推移している。オーガニック製品の売上額は20億5,300万フランを達成し、初めて20億フランを上回った。対前年2億2,300万フランの増加で、12.1%の伸び率だ。またオーガニックの市場シェアは、2012年が6.3%であったのに対し、2013年には6.9%まで上昇し、記録を更新した。全ての製品において、売上高、市場シェアの両方で伸びが見られた。生鮮品部門では初めて10億フランを超える売上高を達成し、9.1%のシェアとなった。一方で、出来合いのお惣菜として一般に受け入れられているパック詰めの商品も、12.4%の売上増と、平均の成長率をわずかに上回る形で伸びを見せた。

ビオ・スイス会長のウース・ブラントリー氏もこの好意的な発展について喜んでいる。「オーガニック製品に対する需要は、とても高く、それに応えるためのスイスでのオーガニック生産力も大きく向上し続けています」。ブルジョンの認証は既に、高い水準を満たしている。しかし、彼らの挑戦は続く。「連盟の名のもと、新しい知識を取り入れていくとともに、今足りない点を見つけ出し、オーガニック生産者、加工業者、販売者が一丸となって成長を続けて行けるよう、日夜活動しています。」とブラントリー氏は続けた。

さらに詳しい情報はbiosuisse.chから2013年のレポートをダウンロードできます。

翻訳ボランティア: 川鍋 美紀
10.04.2014

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