vol.01 ドイツのオーガニックな日常

これからしばらくの間(いつまで続くかわかりませんが)、事務局の私が実際に触れてきたヨーロッパのオーガニック事情についてのお話を連載します。第1回目は、友人のドイツ人の生活をご紹介。


ドイツ最古の大学がある中世の面影が残る美しい町、ハイデルベルグに彼らは住んでいます。人口は14万人で、中央部は都市ならどこでも同じチェーン店が軒並みを揃えています。友人たちは川向こうの、100年前からハイデルベルグに統合された、かつては独立していた村に引っ越しました。とはいっても中央部には自転車でも15〜20分、トラムウェイなら10分かかるかどうかというところです。そんな都心に近いにも関わらず、歩いていけるところに大きな森があり、少し丘を登るとぶどうの畑が広がり、また自転車で10分も走れば見渡す限り野菜畑、というような場所です。
そんな、都会に住むとするならかなり理想的、といえる環境に住んでいる彼らは、いわゆるオーガニックなライフスタイルで生きている人たちです。ベランダではミニトマトにハーブ、たくさんの花を栽培。野菜は自転車に乗って近くのオーガニック畑に買いに行きます。(写真左:Biolandという名前でした)牛乳はビンのものが主流で、リサイクルはもちろん、パスタや穀類の保存用のビンとしてリユースもしていました。(ちなみに日本の200mlの小さなビンではなく、1lのビンです。)ジャムなどは、彼らの友人・知人が作った手作りのもの。もちろんそのビンは何度もリユースされたものです。
ハイデルベルグの中央部には、オーガニックスーパーのFullhornがあり、私も一度連れて行ってもらいました。もちろん、買い物はマイバッグ持参です。生鮮品から加工品まで、ずらりと並ぶオーガニック食品。そして衣料品や化粧品、本、洗剤などのコーナーもあります。さらにイートインコーナーも。ここまで揃っていれば、他の店に行く必要なしというところ。ドイツでは食品にかかる税金が非常に低いので、例えばオーガニックのチョコレートでも1ユーロ代で買えます。(ちなみにフランスはオーガニックでなくても2〜3ユーロする)近々この中央部ではなく、彼らの家の近くにもオーガニックスーパーができるそうです。
そうでなくても、既に彼らの家の近所にはかなり小さいですがオーガニック専門店、オーガニックパン屋さん、そして直接買えるオーガニック畑と、全て徒歩圏内にあります。ちなみに彼らの食料品棚を見て、どんなオーガニック食品があるかメモを取ってきたので紹介しますね。
パン、牛乳、茶類、コーヒー、砂糖、小麦粉(全粒、スペルトなど種類も豊富)、油(オリーブ、ひまわり、かぼちゃ、ピーナッツ)、バルサミコ酢、メープルシロップ、バター、はちみつ、パスタ、米、ピーナッツバター、ヒマワリの種、カボチャの種、松の実、ゴマ、大豆ミート、ギャレットミックス、ヒヨコマメ、レンズ豆、キノア、チョコレートプリンミックス、チョコレート、ビスケット、、、
休日は近くへ散歩やサイクリング。自然へのアクセス、オーガニックなライフスタイルの選択がこんなにも容易な彼らの環境に心からうらやましくなったのは言うまでもありません。

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